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忘却の彼方。

そこは"大人"が座る席だから君にはまだ座る資格がない。

サヨナライツカ

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サヨナライツカ

映画ばっかり観ている。
家が快適すぎるから(笑)。

相変わらず西島秀俊にどハマりしてます。

そんなわけで今宵は西島秀俊映画。

今夜はサヨナライツカ。

さて、感想いきますか。


あらすじ。

『結婚する三ヶ月前、ようわからんけどイイ女に出会ってしまったので、婚姻前をいいことに調子に乗りすぎました。』


西島秀俊、西島秀俊ばかり言ってますけど、
彼が出る作品はピンキリで、
(キリのが多い気がする。)
しかも笑えるような要素ゼロな作品が殆ど。
西島さんて、作品を自ら選ぶことはほぼないそうな。
苦労してるからか、
マネージャーに役を選んでもらうそうです。
だから端役から主役までこなしてるのね。
今はどうかわからないけど。




おまけにこのサヨナライツカ、
全然共感できなかった(笑)。
ていうか理解できなかった(笑)。

イイ男を発見した、
まぁ結構なイイ女が、
突撃隣の晩御飯的に家にきて
突如パンツ脱ぐ心境。。。。。。



わっかんねえ!!!!!!
 
中山美穂演じるトウコは、
なんかようわからんけどめっちゃ金持ちで、
超高級ホテルのスイートルームに住んでいて、
心の隙間を埋めるために豪遊し、
捕まえた自分の心の隙間を埋める男、
西島秀俊さま演じるユタカに
理性を忘れて夢中になる。

豊も豊で
仕事バックレてまでもトウコに心酔し、
何度も体を重ねるわけです。

まぁ間違いなくユタカにも心の隙間があったわけだけど。


ユタカの婚姻するまでの三ヶ月限定の恋愛だと
お互い心底わかっている。

でもやっぱりユタカはトウコを選ばない。

『君は濡れないし僕も勃たない』


とかいうもうどうみても衝撃的な台詞を


こんな少年みたいな目で言っちゃうから
更にタチが悪いぞ西島秀俊(笑)。

で、25年も経って、
お互いかなりの年齢になっても
結局三ヶ月限定恋愛が忘れられない二人。


ユタカはトウコに最期まで

『愛してる。』

を言わない。
本当は言うべき相手が
石田ゆり子演じる妻の光子じゃなく、
トウコに言いたいはずなのに。

結局好青年でいようとする。

本当にコイツはどうしようもなくて、
野心とスケべ心があるだけのズルい男なわけだ。


もう全然理解できない。
この役を西島秀俊が演らなかったら
ぶん殴ってるくらいの男。


婚姻前三ヶ月間、
別の女とヤリまくる男の気持ちも、
そしてそんなに心底心を奪われた女を結局選ばない気持ちも
そんな男だと知っていながら結婚する女の気持ちも
惚れた男の家に突然押しかけてパンツ脱ぐ女の気持ちも
25年経ってもなお気持ちをコントロールてきないこいつらも。

てかなんだこの二時間は(笑)。


唯一、ラストでユタカは
亡くなったトウコへ
遅すぎる
『愛してる。』を言うんだけど、
それだけがぽつんと心に響いただけだった。

中山美穂って私が小学生のとき、
結構なスターだったんだけど、
なんかもうおばはんだった。。。。
可愛いミポリンはいなかった。


ていうか
『愛してる。』
ってあんなに響くのね。
あんなにマジどうしようもねぇ男でも
心の奥からずっとひた隠しにして、
やっと声にした『愛してる』は、
それまでのこのどーしようもない2時間でさえなかったことにできそうな、
響く『愛してる』だった。
言われたことないわー、あんな『愛してる。』

ま、私は、『愛してる。』より
『好きです。』のがいいけど。
嘘くさいんだもん『愛してる。』って。
ヒュー・ジャックマンが言う
『I love you』は良くても、
日本人のただのおっさんが言う『愛してる』は響かないもんなー(笑)。

それにしても辻仁成て何なんだろう。
江國香織もそうだけど
全然、ツボらない。
『なんなのこの糞色濃い沙汰は。』
と心底呆れる120分。


もう32になろうかというのに、
未だに私がまだ子供だからなのか。


土曜の夜長に大人な映画でした。


















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プロフィール

HN:
桜吹雪
年齢:
41
性別:
女性
誕生日:
1982/11/30
職業:
法律事務所勤務のただの人。
趣味:
映画、ゲーム、旅行、西島秀俊と岡田准一
自己紹介:

twitter→@saculafubuki
instantgram→@saculafubuki

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